ハーレクイン・シリーズ
侯爵家の花嫁
待望の跡継ぎをもたらすため、ふたたび彼は私のベッドにやってくる。
「君を連れて帰る。侯爵家の跡継ぎを産んでもらうために」別居から八カ月、一人で暮らしていたマリサのもとへ、イタリア貴族のひとり息子である夫のロレンツォが突然現れた。マリサにとって、彼は昔から恋い焦がれてきた男性だったけれど、彼にとってこの結婚は一族の義務で、愛はなかった。悲しみのあまりマリサは、結婚式でも新婚旅行でも彼をはねつけた。そのかたくなな態度にロレンツォも腹を立て、強引に操を奪う。新婚旅行は悲惨な悪夢と化し、別居に至った……。とはいえ、侯爵家に大恩のあるマリサに、逃げ場はない。今度こそ、妻としての“
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年10月05日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12422-7
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- 書籍番号
- R-2422
読者レビュー
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サラ・クレイヴンのファン
毎回発売日を楽しみにしています。国際結婚での生活習慣の違い、言葉の壁、一族の継承と愛には障害が多いほど読み応えがあります。作品の中でイギリスと日本の考えが一番近く共感でき、ここ10年来のファンです。これからも障害を乗り越え真実の愛を楽しみしています。
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イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから殺人事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは一九七五年から。執筆のほかには、映画、音楽、料理、おいしいレストランの食べ歩きなどに情熱を傾けている。サマセット在住。