ハーレクイン・シリーズ
愛に屈したギリシア富豪
三姉妹はシンデレラ
再会した大富豪は、私を憎んでいた。
でもよみがえるのは、愛された記憶だけ。
幼くして母と別れたルーシーは、一人で苦労しつつ育った。 今はウエイトレスをしているけれど、稼げるお金はわずかだ。 その日、彼女が緊張しながらコーヒーを運んだのは、 かつての恋人、ギリシアでも有数の大富豪イアスだった。 だが彼の目は、ルーシーへの怒りと軽蔑で燃えていた。 ひょっとして……イアスは真実を知ったのだろうか? 2年前、彼に捨てられたあと妊娠に気づき、一人出産したことを。 悲しい衝撃とともに、ルーシーは悟った。つまり今後、私はイアスから逃げられないのだ。娘を取りあげられたくなければ。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年03月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 水月遙
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年03月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13315-1
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- 書籍番号
- R-3315
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- ミニシリーズ
- 三姉妹はシンデレラ
読者レビュー
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複雑な生い立ちの二人。ヒーローがヒロインと再会したことで、過去の自分の過ちに気づき、ヒロインへの愛に気づいて、だんだんと変わっていくところがとても共感できました。それにしても、ヒロインの姉二人の登場には驚かされました。三人姉妹のそれぞれにストーリーがあるということで、他の二冊も読んでみたいと思います。【はくちゃん】
【編集部より】二人の姉の話はR-3270『君主との冷たい蜜月』 、R-3309『億万長者と疑惑の愛』 でお楽しみいただけますのでぜひ! -
モニター
三姉妹ものの最終巻。前作を読んでいなくても楽しめます。健気なルーシーと俺様イアス、いったいどうなってしまうかと…。前作から間が空いてしまったので、シリーズの一巻から読み直したいです。
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。