ハーレクイン・シリーズ
キャメロンが戻ってきた。でも、今になってなぜ? 1年前の夏、リオーナの住むスコットランドの村に、 アメリカから大富豪キャメロンがやってきた。ふたりは恋におち、 紫色のヒースが咲き乱れる丘の上で、夢のような時を過ごした。 だが、ある日突然、彼はアメリカへ帰ってしまった。 まもなく彼女は妊娠に気づき、絶望の中でローリーを産んだ。 貧しくても、息子を心の支えに生きてゆく決意をしていたのに。 再び現れたキャメロンは、彼と結婚して半年ボストンで暮らせば、 将来、莫大な遺産をローリーに譲ると言うのだった。 ああ、彼に愛されないことを承知で妻になるほかないの?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年03月20日
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- 著者
- アリソン・フレイザー
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- 訳者
- やまのまや
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年03月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55426-0
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- 書籍番号
- PB-226 (初版I-891)
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モニター
素朴で素直なヒロインが、傲慢でハンサムなヒーローと恋人となって過ごした幸せな数週間から一転、シングルマザーに。貧しさと闘うヒロインのもとにヒーローが舞い戻って来たことで生活は二転三転。息子の将来を考えヒーローの心無い言葉にも耐え忍ぶ姿には母の強さも感じました。そして息子に対するヒーローの愛情や、所々に見られるヒロインへの優しさ―ー傲慢ヒーローのロマンスを楽しめました。
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ゆんゆん
最後の10ページくらいまで、どういう着地点になるのかがわからず引きつけられ、一気読みしちゃいました。お金もあり、スマートで言葉遊びを楽しめる余裕もあるヒーローと、田舎町で育った素朴なヒロイン。お互い惹かれながらも、糸が絡まってしまったかのように素直になれず、歯がゆさを感じる場面もありましたが、読んでる側としては、お互いが大好きだ~!と思っている気持ちがダダ漏れで伝わってきたのでニマニマ(笑)。大富豪系×激しいラブストーリーがお好きな方にオススメです。
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あだえ
やはり、王道の筋書きは読んでいて安心します。イケメン金持ちの地主キャメロンに、土地を借りているリオーナ。もう、これだけで垂涎ものなのに、もう、キャメロンが格好かわいくてたまりません。リオーナの頑なさもそそる要素のひとつです。
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ゆっき
一気に読んでしまいました。素直になれないヒロインに感情移入して、もっと素直になって! と思わず応援しながら読んでしまいました。
スコットランド北部で生まれ育つ。大学で英文学を専攻し、数学の教師やコンピューター・プログラマーとしての経歴も持つ。もともとは趣味で小説を書き始めたが、プロとなった今も“趣味”を楽しむ気持ちは変わらない。