ハーレクイン・シリーズ
愛と失恋のヒストリー
あれから時が過ぎた今もなお、
貴方への愛と失恋を繰り返している。
イタリア屈指の名家の御曹司ジオ・ヴァルティエリと、 そばにある農場の娘アニータは幼少期からの親友だ。 5年前に恋人同士となるも、その後突然ジオから一方的に振られ、 アニータはひどく傷ついた。それでも今なお、彼を愛し続けている。 あるとき、ヴァルティエリ一族の休暇旅行の直前にジオが大怪我をし、 アニータが身の回りの世話をすることになった。 二人きりの時を過ごすうち、ふたたび熱い情熱の火花が散ったが、 自分は不誠実で結婚には向かないと言うジオに、彼女は肩を落とした。 やがてそれぞれの日常へ戻ったあと、予期せぬ妊娠が発覚する。 義務感から求婚するジオに向かって、愛なき結婚はできないと、 心で泣きながらアニータは告げるのだった……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年03月05日
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- 訳者
- 森香夏子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年02月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22506-1
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- 書籍番号
- I-2506
読者レビュー
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モニター
舞台はアモーレの国イタリアですが、穏やかな恋愛が描かれています。幼馴染のヒーローに一途な愛を捧げるヒロインと、ある理由から永遠の愛を拒むヒーロー。《傲慢男vs耐える女》の構図かと思いきや、心温まる展開が待っていました。実は繊細な心の持ち主のヒーローが、いつ本物の愛に気づくのか……ヤキモキしながら読みました。登場人物それぞれが抱える心の傷が、癒されていく過程に思わずホロリです。
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Luna
ヒロインのアニータは健気で一途。ジオを思う気持ちもずっとぶれないかっこいい女性で、とても好きになりました。でもジオがアニータを遠ざけようとする理由や、何も語ろうとしないところが理解できませんでした。
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イギリスの作家。看護師、秘書、教師、室内装飾業者を経て、現在は小説家に落ち着いた。「いつも何かを探し求めてきて、作品を執筆するごとに新しい世界や友人との出会いがあった」と語る。イングランド東部のサフォークに、教師である夫、数多くのペット、馬好きの娘2人に囲まれて暮らしている。