ハーレクイン・シリーズ
億万長者と疑惑の愛
三姉妹はシンデレラ
花嫁の私に向ける花婿のまなざしから、
さげすみを感じるのはどうして?
これは運命? それとも、なにかのたくらみ? フィレンツェの大富豪リオとの再会に、エリーは我が目を疑った。 地味でなんのおもしろみもない私に、彼はわざわざ会いに来たの? そう思うと、エリーは惹かれる気持ちをとめられなかった。 だから、思いきって大切にしてきたバージンを捧げた。 しかし無垢だと知ったリオは激高し、彼女は衝撃を受ける。 災難にでもあったような口調で、彼はエリーをさらに追いつめた。 “金めあての女でも、妊娠しているかもしれないから結婚はする。 だが、赤ん坊ができていなければ離婚だ”と言って……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年02月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 麦田あかり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年02月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13309-0
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- 書籍番号
- R-3309
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- ミニシリーズ
- 三姉妹はシンデレラ
読者レビュー
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chiko
ヒロインの臆病で不器用な一途さや頑固さ、一方、ヒーローの一歩も譲らない強気の姿勢は話が進むにつれてヒートアップしていき、ドキドキが止まりません。二人のやり取りがとても軽妙で、会話や心の動きにはリズムがあってとても心地良かったです。男性経験のないヒロインの純な心に反して、体は素直に反応してしまいます…。お互いの警戒心丸出しのところから始まった、少し含みを帯びた大人の純愛、一気に読んでしまいました。
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モニター
表紙の絵が素敵で気に入りました。ヒーロー、ヒロインともに悲しい子供時代を過ごしたことで大人になってもなかなか素直に気持ちを表せないところにもどかしさと切なさを感じました。もっと素直になれれば楽になるのにと。でも、少しずつ誤解が解けて二人の距離が縮まっていく過程が丁寧に書かれていて共感できました。三姉妹の次女の話でしたが次回の三女の話を早く読みたいです。
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。