ハーレクイン・シリーズ
沈黙の愛
アリシアは社長デックスの秘書として働いているが、 いつしか二人の関係は仕事のつき合いを超え、 昼は有能なパートナー、夜は情熱的な恋人となった。 だが、デックスの子を身ごもっていると知ったとき、 喜びと同じくらい大きな不安に、初めて襲われたのだった。 デックスは一度も愛を口にしたことがない。そればかりか…… アリシアにはひとつ、気がかりなことがあった。 会社の出資者の一人で、デックスの元恋人だという女性の存在。 もしかしたら私は都合のいい女で、彼はまだ彼女のことを……? 女の悪い勘は外れない。アリシアはある夜、その証拠を見てしまう。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年02月20日
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- 著者
- キャスリン・ロス
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- 訳者
- 飯田冊子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年02月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58167-9
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- 書籍番号
- K-527 (初版R-1645)
読者レビュー
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りそたまま
初めから愛し合っているのかと思ったのですが、読んでいるうちに恋愛でのすれ違いがもどかしく、自分だったらどうするだろうと考え、あきらめていく姿まで想像したり、相手の真意を読み取ることができるだろうかと考えたりすることができました。登場人物が少ないので、感情移入しやすいのがいいですね。
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モニター
ヒロインへの愛を自覚していないヒーローと、ヒーローを愛しているけれど自分はただの情事の相手だと思っているヒロイン。途中ライバルの横槍に2人の関係に危機が訪れますが、そこから再びお互いの信頼関係を取り戻していく過程が面白かったです。傲慢でなく葛藤しながもヒロインを尊重するヒーローが素敵でした。
ザンビア生まれ、南アイルランド育ちのイギリス人。風景と個性豊かな人々に恵まれたアイルランドでの暮らしが、彼女を自然と執筆に向かわせた。子供のころに一幕物の脚本を書いてコンペティションを勝ち抜いたのに始まり、学内広報誌の編集をするなど、つねに物を書いていた。現在は北西イングランドに住み、湖水地方を散歩しながら物語のプロットを練っている。