ハーレクイン・シリーズ
仕組まれた愛の日々
私の記憶が戻っても、夫の愛は変わらない?
彼は今も、私の妊娠を知らない……。
その日、秘書のアンナは朝から頭がひどく痛かった。 しかも、いつものように颯爽と現れた社長のステファノからは、 なぜか妻と呼ばれ、唇を強引に奪われた。 あこがれていたボスの驚きの行動に、アンナは気を失ってしまう。 病院で目が覚めた彼女は、医師から記憶喪失だと告げられた。 本当に1年前、私は彼の秘書から妻になったの? 女性関係が派手な社長への思いは、胸に封じていたはずなのに。 でもステファノは、私がバージンだったと知っていた。 じゃあ、このおなかの違和感は二人の赤ちゃんということ?
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年01月05日
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- 著者
- ミシェル・スマート
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年12月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13299-4
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- 書籍番号
- R-3299
読者レビュー
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HQ大好き
怖いほど魅力的な、しかし誰にも心を許さない、そんな孤高のヒーローに、思春期に心傷つき、一人で生きていこうと闘っている強いヒロイン。最初は何故ここまでヒロインが憎まれるの! 何故ヒーローを信じなかったの? とヤキモキしていましたが、それにはちゃんと理由があるのです。ヒーローが愛に屈服し最後の一歩を踏み出す場面がやっぱりハーレクイン最高! でした。
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モニター
本の裏表紙のあらすじを読んだ感じで、優しい夫に支えられて穏やかに幸せに記憶を取り戻していく話だと思っていた。でもぜんぜん穏やかではなくて、二人の心の動きが良く描かれていた。最後のエピローグはすごく幸せな気持ちで読めた。
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モニター
目を覚ましたら1年という時が過ぎていて、自分の周囲の人間関係が様変わりしていて不安でいっぱいのヒロイン。手探りで必死に記憶の断片を合わせていく彼女の傍らで可愛さ余って憎さ百倍で復讐を着々と実行していくヒーロー。記憶を取り戻したヒロインがヒーローの意図を知った時の絶望が計り知れず、その後に彼女がどういう選択をするのかが気になり、ページをめくる手が止まりませんでした。
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イギリス人作家。ぬいぐるみより本を抱いて寝るのが好きだったというほど、生まれながらにして本の虫だった。まだ少女のころ読んだおとぎばなしに、ロマンスの片鱗を感じていたという。「本はいつも胸をときめかせてくれます。まるで初恋のように」と語る彼女は、自分の書くロマンスが、読者の心にもそんなときめきを届けてくれることを願っている。