ハーレクイン・シリーズ
ウエディング・プランナーのガブリエラは、 ローマ屈指の名門ホテルのオーナー、アリムに恋していた。 美人の元恋人たちが口々に彼の冷酷さを嘆こうと、耳を貸さずに。 あるとき、優秀な働きぶりに目を付けたアリムから声をかけられ、 親密な誘惑を受けたガブリエラは、一夜の恋と知りながら純潔を捧げてしまう。翌朝、彼は自身が異国の皇太子だと明かし、 戴冠までの愛人になれと迫るが、妊娠は認めないと言い放った。 なんて私は愚かだったの? 逃げだした彼女は知らなかった── よもやアリムの子を宿し、秘密裏に産み育てることになろうとは。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年01月05日
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- 著者
- キャロル・マリネッリ
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- 訳者
- 漆原麗
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年12月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13297-0
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- 書籍番号
- R-3297
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モニター
憧れのヒーローと情熱的な一夜を過ごし、実は彼がスルタンで、自分は愛人以上にはなれないとわかった後での妊娠発覚。ヒーローが持つ大きな力に必死に抗うヒロインの姿は自分を失いたくないというひたむきさが感じられました。最初は傲慢さや冷酷さを持つヒーローでしたが、生まれた子供の誕生を素直に喜び、彼なりの愛情をヒロインに理解してもらうために努力する姿は好感が持てました。
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モニター
王族で傲慢系のヒーロー。単なる嫌なヤツからヒロインを真剣に想う男に変わる過程を楽しんで読みました。超簡単にヒーローの仕打ちを許しちゃうヒロインが多くて残念に思っていましたがこのヒロインは割と頑張って矜持を保とうとしていたのが良かったです。
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モニター
ヒーローがヒロインの前に再登場したのは、子供が生まれた後だったが、彼女を愛していることに気づき、遅ればせながら求愛することに。欲望から彼女を求めたが、本当の愛を知ったヒーロー。あんな風に求められたらどんな女性でも屈服してしまうでしょう。二人の情熱的なやりとり、キャロル・マリネッリらしい描写が楽しめます。
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モニター
素直でかわいいガビと皇太子の恋の行方に少しヤキモキしましたが、最後は心が温かくなりました。
イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も3人の子供とともに住むオーストラリアは、彼女にとって第二の故郷になっているという。