ハーレクイン・シリーズ

意外な求婚者
侯爵の打算と善意から始まった結婚に、やがて真実の愛と疑念が交錯し……。
大家族の長女として育ったセアラは真面目なしっかり者で通っている。そんな彼女は先祖代々の土地と幼い弟妹たちを守るため、借金のかたに変態的な趣味を持つ悪名高き准男爵に嫁ごうとしていた。一方、そうと知ったエングルメア侯爵ニコラスは一計を案じた。家政を取り仕切る能力に長けたセアラをこの自分がめとれば、安定した家庭を礎に自由に暮らせるし、跡継ぎも手に入るというものだ。薄汚い准男爵との暗い未来から不憫な娘を救ってやろうではないか。気の利いた思いつきに、ニコラスは自尊心をくすぐられた。だが、不遜な侯爵の計画に誤算が生じる──たかが便宜結婚のはずが、無垢な花嫁の口づけに、思いがけず心をかき乱されて……。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年01月05日
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- 著者
- ジュリア・ジャスティス
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- 訳者
- 木内重子
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- 定価
- 906円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-33275-2
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- 書籍番号
- PHS-175 (初版HS-118)
小学3年生のときから物語を書きはじめ、大学では詩集を出版し、卒業後は保険会社やチュニジアのアメリカ大使館で編集者として働いていた。海軍士官の夫について12年のあいだに7回の引っ越しを経験したあと、米テキサス州東部に落ち着く。98年に作家の登竜門ゴールデン・ハート賞を受賞し、以来、多くの読者を魅了している。現在は独立した3人の子どもたちを訪ねる一方で執筆にあたり、ジョージアン・スタイルの屋敷に夫と暮らす。