ハーレクイン・シリーズ
雪どけの朝
ソレルは24歳だが、いまだ男性恐怖症で恋愛にも怯えている。 少女のころ見てしまった場面に恐怖心を植えつけられたのだ。 あるとき、遠縁に当たるヴァルが英国を訪れるという報せがあり、 ソレルが滞在中の彼女の世話をすることになった。 宿泊先はウェールズにある古いコテージ。彼女とは初対面だが、 滞在を心地よいものにしてあげたい、とソレルは思っていた。 ところが、現れたヴァルはなんと十も年上の男性だったばかりか、 その日からウェールズを襲った猛吹雪のせいでコテージは停電。 いかにも手練れといったハンサムな年上男性とふたりきり── 閉じ込められてしまったソレルは震えた。一体どうすればいいの?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年01月20日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 杉和恵
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年01月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58161-7
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- 書籍番号
- K-521 (初版R-811)
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。