ハーレクイン・シリーズ
17歳で父を亡くし天涯孤独となったリスは、生まれ故郷を離れ、 後見人である父の親友ナッソスが住むギリシアの島で暮らしてきた。 今、急死したナッソスの葬儀を終え、悲しみに暮れるリスのもとに、 弁護士が故人からの手紙を2通届けに来た。1通は彼女に宛てたもの、 もう1通は、名前は知っているが面識はないギリシア人大富豪ターキス・マノリス宛てで、リスが直接手渡すようにと書いてある。 そして、ナッソスのものだったホテルを二人に遺贈するので、 最低でも半年間、手に手をたずさえ経営しなければならない、と。 リスはターキスと会い、古代ギリシアの王子のような姿に我を忘れた。 自分のもたらした手紙が、彼に罵りの言葉を吐かせるとも知らず……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年01月20日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 小長光弘美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年01月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22500-9
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- 書籍番号
- I-2500
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モニター
運命の出会いってこういうことを言うんだな! と思ってしまうような、美男美女のラブストーリーにキュンキュンしてしまいました。ギリシアのリゾート地を舞台に、すれ違う二人の思いや家族の再生、おいしそうな料理も出てきて、何倍も楽しめる一冊。初心者でも読みやすくスピード感ある展開で、一気読みしました。
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モニター
家族を思っての行動がなかなか理解されず、それでも努力し続けたヒーローに感服しました。昨今よく見る無口や寡黙なヒーローとは違い、ヒロインに対して率直なところに好感が持てました。キスからの展開がドキドキの連続でした。お金持ちで現実とはかけ離れているお話でしたが、2人のやりとりはリアルでした。読後、幸せな気持ちになれる1冊でした。
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くぅ。
ギリシア人ヒーローって本当に家族を大切にするなぁと思いました。ヒロインもヒーローもとても家族思いで、物質的にはもちろん感情面もすごく気遣ってる。二人の間の感情より家族がどう思うかでストーリーが進んでいく。これだけ相手を思いあえるんだから、自分達のことも家族のようにコミュニケーションをとってお互いに確認していこうよ、と優しすぎる二人にヤキモキさせられました。優しい気持ちになれる作品でした。
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モニター
初めての作家さんの作品でした。嫉妬やドロドロしたものはありませんが、ヒロインの純粋な感じや、ヒーローが最初からヒロインを大事に感じていることがわかりました。
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モニター
モニターで当選し、初めて読ませていただきました。一言で感想を言いますと、甘い!という感じで、読んでいて夢の様な時間を味わえます。ヒロインのリスも美しい女性なのですが、そのお相手のターキスも、「金褐色の瞳の古代クレタの王子を思わせるセクシーなダークブロンド」の男性です。しかも大金持ち…。リスは半年間彼の婚約者のふりをしなくてはならなくなります。幸せな甘い時間を楽しみたい方にはおすすめの一冊です!
アメリカの作家。17 歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティ在住で、数々の賞を受けたベテラン作家である。