ハーレクイン・シリーズ
罪深い肖像画
エミリーは家族から愛をそそがれずに育ったため、内気で自分に自信を持てず、容姿にも劣等感をいだいていた。だからポルトガルの名門モンテイロ家所有の屋敷で働いていたとき、銀行家である当主のデュアルテから求婚されて心から驚いた。予想に反し結婚式はごく簡素で、自分が二人目の妻だったことも判明する。ポルトガルの本邸に移り住んだエミリーを待っていたのは、屋敷じゅうに飾られた前妻の肖像画と前妻の母の反感に満ちた目だった。孤独と惨めさに打ちのめされていたある日、エミリーは夫から、あらぬ不倫の疑いをかけられる。彼は離婚を望んでおり、子供が生まれたら引き離されると聞いて、エミリーは妊娠中の身でイギリスに逃げ帰った。もう二度とポルトガルには戻らず、故国で暮らすつもりだった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年09月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 秋元由紀子
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- 定価
- 628円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-76194-1
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- 書籍番号
- HR-194 (初版R-1770)
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- ミニシリーズ
- 地中海の恋人
読者レビュー
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北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた十八歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた五人の子供を育てている。時間のあるときは大好きな庭仕事に励み、得意のイタリア料理の腕をふるう。