ハーレクイン・シリーズ

十八歳の憧憬
一度でいい、私を女として見て。年の離れた小さな妹じゃなく……。
誕生時に母を失ったダニーは、亡き母の親友に引き取られ、その家の息子ジョシュとは兄妹も同然に育った。だが十代になると、優しくてハンサムな彼を異性として意識し始め、18歳の誕生日に、思い余って彼にキスをしてしまう。ああ、私はなんてことをしてしまったの? ダニーは悔やんだ。なぜなら、その日を境にジョシュが彼女を遠ざけるようになったからだ。9年後、ふたりは指導医と研修医という立場で再会した。いまだ“小さな妹”扱いされつつも、ダニーは彼に恋心を募らせる。ある日、家が水難に見舞われてジョシュ宅で暮らすことを余儀なくされ、ダニーはどきどきするあまり、まんじりともせず夜を過ごすが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年01月05日
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- 著者
- ジョージー・メトカーフ
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- 訳者
- 瀬野莉子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-22498-9
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- 書籍番号
- I-2498
大家族に育ち、幼少期から本が友達だった。書き手となった現在も同様で、物語の終わりが近づくと、読み終わりたくないと思ってしまうという。イギリス南西部のコーンウォール地方で"我慢強い"夫と4人の子供とともに暮らしている。