ハーレクイン・シリーズ
十八歳の憧憬
一度でいい、私を女として見て。
年の離れた小さな妹じゃなく……。
誕生時に母を失ったダニーは、亡き母の親友に引き取られ、 その家の息子ジョシュとは兄妹も同然に育った。 だが十代になると、優しくてハンサムな彼を異性として意識し始め、 18歳の誕生日に、思い余って彼にキスをしてしまう。 ああ、私はなんてことをしてしまったの? ダニーは悔やんだ。 なぜなら、その日を境にジョシュが彼女を遠ざけるようになったからだ。 9年後、ふたりは指導医と研修医という立場で再会した。 いまだ“小さな妹”扱いされつつも、ダニーは彼に恋心を募らせる。 ある日、家が水難に見舞われてジョシュ宅で暮らすことを余儀なくされ、 ダニーはどきどきするあまり、まんじりともせず夜を過ごすが……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年01月05日
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- 著者
- ジョージー・メトカーフ
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- 訳者
- 瀬野莉子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年12月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22498-9
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- 書籍番号
- I-2498
読者レビュー
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チヨ
主な舞台は病院なので最初のほうはシビアな内容が続きますが、話が進むにつれ、ヒロインのダニーとヒーローのジョシュの、お互いへ抱いている本当の思いやふたりの会話に引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。ヒロインの明るく大胆な台詞やヒーローの困った姿がかわいくて思わずクスッと笑ってしまう場面の数々…。ヒロインとヒーローもとても好感が持てて、心が温まる、満足のいく作品でした。
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モニター
初めて読む作家さんの作品です。生まれた時から兄妹同然で育ったヒロインとヒーロー。おまけに9歳の年の差もあり、想いがすれ違いハラハラドキドキの展開。最後の最後まで大丈夫?とヤキモキしました。一気読みしましたよ。
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モニター
医療現場の緊迫した雰囲気とヒーローとヒロインの心の動きの詳細が表現豊かに時に熱く描かれていて一気に読み進めてしまえる素敵な作品でした。今後の2人の幸せな人生ものぞいてみたくなります!
大家族に育ち、幼少期から本が友達だった。書き手となった現在も同様で、物語の終わりが近づくと、読み終わりたくないと思ってしまうという。イギリス南西部のコーンウォール地方で"我慢強い"夫と4人の子供とともに暮らしている。