ハーレクイン・シリーズ

消えた記憶と愛の証
妻は夫にキスをねだった。つらい記憶をすべてなくして。
夫はどこ? わたしは、いつ子供を産んだの?4カ月ぶりに昏睡から覚めたスカイは困惑しきっていた。夫のジェイクとは大恋愛のすえ、両親に結婚を猛反対され、駆け落ち同然で故郷の街を出た──なのに今、彼女は故郷の病院にいる。しかも夫は億万長者となり、娘まで生まれていたのだ。事故の後遺症で、記憶はところどころ抜け落ちてしまったが、夫の優しい笑みと情熱的な口づけを思い出すと、スカイは心が安らいだ。だが見舞いに来た夫のぎこちない様子に、ふと言いしれぬ不安を覚える。愛のかけらも感じない、短く義務的なキス……。いったい、わたしたちの間に何があったのだろう。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年01月05日
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- 著者
- サラ・M・アンダーソン
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- 訳者
- 長田乃莉子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-51785-2
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- 書籍番号
- D-1785
2016年にRITA賞を受賞。作家のみならず、教育関係の出版社で編集者としても活躍する。夫と息子、雑種犬とともにイリノイ州に暮らし、余暇には読書に編み物、クイーン・アン様式の自宅のリフォームを楽しんでいる。