ハーレクイン・シリーズ
両親のいないピクシーは、弟が作った借金に苦しめられていた。 車を売り、安フラットに越し、生活費を切りつめに切りつめても利子を払うのがやっとで、返済の終わりは見えない。 そんなとき、ピクシーの前に突然現れたのがアポロだった。 女性関係が2週間続かないことで有名なギリシア人の億万長者は、 遺言によって、結婚し子供をつくる必要があるという。 彼は傲慢にも、ピクシーにこう言い放った。「借金があり、 弟のために苦労する君は、金で買える理想的な妻になれる」と。 彼女に選択肢はなかった。今までに一度も男性経験がなくても。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年12月05日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 水月遙
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年11月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13291-8
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- 書籍番号
- R-3291
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- ミニシリーズ
- クリスマス・ロマンス
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モニター
まさにリン・グレアムの真骨頂のストーリー展開に一気読みしました。ヒロインの芯の強さや優しさに次第に惹かれていくヒーロー。傲慢なヒーローではありますが、ヒロインに素直にあやまったり、憎めないところも魅力につながっています。俺様ヒーローが愛に目覚めた時の変わりように乞うご期待!
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モニター
読み始めるとあっという間に読み終えるような目が離せない作品でした。ヒーローもヒロインも子供の頃のトラウマから愛を避けているけど、お互いを深く知っていく中で自分にとってかけがえのない相手だと気付く過程にキュンキュンしながら小説の世界に浸ることが出来ました。そして、ヒーローがかなり独占欲強めで色々指図してしまうけれど、ヒロインも負けず自分をしっかり持って主張するべき所は主張する姿には好感が持てました。前作は読んでいないけれど、今からでも読んで二人の過去に触れてみたいなと思いました。
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マッシュ
最初から魅かれあっているのに、幼いころに受けた心の傷から素直になれないヒロインにもどかしさを感じましたが、ヒーローの不器用な優しさに心を開いていく様子にうっとりしました。
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モニター
親友の結婚式で出会った二人。印象は最悪。だけど結婚することになった。後悔と幸せ相反する感情に翻弄される日々。読み進めていくうちに自然に涙が出て二人を応援したくなります。心震わす時間がここにあります。
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。