ハーレクイン・シリーズ
憧れていたボス、大富豪エミリアノと恋仲になって3カ月。 シエナは、故国から戻った彼の様子に異変を感じた。 翌朝、新聞を見た彼女は理由を知ると同時にショックを受ける。 嘘よ! エミリアノが同郷の女性と婚約するなんて。 シエナは深く傷つき、彼と暮らすペントハウスから逃げだした。 数週間後、偶然レストランでエミリアノにでくわしたシエナは、 口論のすえ転倒し、頭を打って記憶を失ってしまう。 名前すら思いだせない彼女に、医師は驚くべきことを告げた。 「あなたは妊娠しています」
-
- 頁数
- 224頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2017年12月05日
-
- 著者
- マヤ・ブレイク
-
- 訳者
- 山科みずき
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2017年11月15日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-13290-1
-
- 書籍番号
- R-3290
-
モニター
ヒロインが感情豊かで情熱的な作品でした。記憶を失ったヒロインを優しく見守るヒーローが、とても素敵でした。ヒーローの昏睡状態のお兄さんの病状がどうなってしまうのか気になりました。エピローグは愛にあふれて期待以上、感動的でした。
-
モニター
記憶を失ったシエナ、それを支えようとするエミリアノ。それぞれの考えや思いに引き込まれたのと同時に、記憶が戻ったときにどうなってしまうのか気になってページをめくる手が止まりませんでした。
-
モニター
女性との交際を2か月と長続きさせないヒーローが、ヒロインとだけは慣例を破って社内恋愛するは、同棲するはと、特別扱い最高か! と読者をドキドキさせます。でも、ヒロインはボスと恋愛関係にあることを周囲に隠したがるので、ヒーローをヤキモキさせます。お互い、幼少期に親の愛情に恵まれず、相手を大切に思う気持ちを口にすることを恐れるあまり、決裂してしまいます。この展開は、読んでいて心が締め付けられます。事故で記憶を失くしてしまうヒロインが、いつ全てを思い出してしまうかハラハラしながら接するヒーローを応援せずにはいられません。
-
るい
あらすじを読んだ時、少しか弱い女性と強引なヒーローを想像しましたが、いい意味で裏切られました。ヒーロー、ヒロインともに努力して成功し相手を思い合う素敵なカップルです。二人のせつないラブストーリーが感動的で一気に読み進められました。
-
モニター
家族のありかたについて考えさせられ、記憶喪失についても自分ならどうだろうと思ってしまいました。でも記憶を失っても本当に好きな人はわかるだろうし…。ヒーローの執事が素敵な人だったので彼なりに幸福になってくれたら良いのにと思いました。エピローグが1番ハッピーだったので最後までいっきに読ませて頂きました。他の方も楽しめると思いますので是非!
イギリスの作家。妻であり2人の子どもの母でもある彼女がロマンス小説の虜になったのは、13歳のとき。姉から借りた1冊のハーレクインがきっかけだった。そんな彼女にとって、ハーレクイン社でのデビューは夢のようだったと語る。執筆に没頭していないときは、旅行やツイッターが好きだという。