ハーレクイン・シリーズ
仮面の夫
5年前、ケリーはハンサムな実業家ジョーダンと、大恋愛の末、結婚した。 しかし妊娠直後、夫と秘書の旅行計画を耳にし、 ショックで流産して以来、家を出て父と暮らしてきた。 ところが、その父が事故に遭い、記憶喪失に陥ってしまった。 父の記憶にあるのは、ハネムーンから戻ったばかりの仲睦まじい二人の姿。 ケリーは、知らせを受けて病院に駆けつけた夫とともに、 医師のすすめで新婚夫婦を演じることになる。 ジョーダンに自分の所有物とばかりに強引にキスされ、ケリーは動揺した。 幸せだったあの頃の二人に戻るなんて、できるはずないわ。 もう夫の愛を信じられないというのに……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年12月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 塚田由美子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年11月30日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55419-2
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- 書籍番号
- PB-219 (初版R-294)
読者レビュー
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くまはくまた
年齢差のある夫婦の再出発のお話です。若さゆえの経験不足などによる不安で心が揺れがちな妻と、年長者の余裕を見せようとして素直になれない夫…そんなふたりがすれ違いながらも心を開きあい、素直な気持ちになったときの様子がとても素敵なお話でした。少し前に書かれたお話のようですが、違和感はなく、読み継がれていってほしい作品だと思いました。
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モニター
愛する夫ジョーダンとの赤ちゃんを宿したケリー。その直後にジョーダンと美人秘書が不倫? ショックで流産してしまい、夫のそばにいられず家を出てしまいます。5年後、ジョーダンと再会するも…。愛とは? 気持ちが通じ合うもの? いえいえ、言わなければ誤解が起こりますよね。二人の心のすれ違い、どう進んでいくのか…読んでみてくださいね。
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totoki
女の敵も味方も女! そして男は女が思っているより結構ピュアで純情な部分があったりするかも? ジョーダンは若い頃のヒュー・グラントやエイダン・ギレンを思わせるキャラクターに感じたので、それならケリーの心が揺らぐのも仕方ないかも?
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年に見事デビューを果たす。以来、数多くの作品を生み続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている。