ハーレクイン・シリーズ
許されぬ密会
あれはセリーナが15歳、ニコラスが18歳のときだった。 卒業パーティの夜、ふたりは初めての幼い愛を確かめ合った。 だが彼はイギリスへ留学してしまい、やがて連絡は途絶えた。 幾年かが過ぎ、セリーナは愛娘とふたりで幸せに暮らしていた。 ある日、娘がもたらしたニュースにセリーナは愕然とする。 「ニコラス・デュプレが、わたしたちの学校に来てくれるの!」 小学校のチャリティ・イベントのため、娘みずから手紙を書き、 地元出身の世界的億万長者である彼に出演を依頼したのだという。 ニコラスと、彼を招待した娘の対面は避けられないだろう。 お互い、父と娘であることも知らないまま……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年12月05日
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- 著者
- ミランダ・リー
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年11月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58080-1
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- 書籍番号
- K-511 (初版R-2606)
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出て、クラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして3人の娘に恵まれたが、家にいて家事をこなす合間に小説を書き始める。現実にありそうな物語を、テンポのよいセクシーな描写で描くことを得意とする。趣味は幅広く、長編小説を読むことからパズルを解くこと、そして賭事にまで及ぶ。