ハーレクイン・シリーズ
異国の君主と花売り娘
まばゆい恋の残り火に、
身も心も焼き尽くされて……。
「シャキル……?」ロンドンのザラット大使館のパーティでシーク・イドリースを紹介され、アーデンはめまいを覚えた。 端整な顔立ち、官能的な唇、なぜか軽蔑のにじむ褐色の瞳──彼は私の人生を一変させて消息を絶ったシャキルその人だ。 4年前、旅先で惹かれ合った二人は夢のような1週間を過ごし、 パリで落ち合う約束をしたが、ついに再会は果たせなかった。 アーデンは彼への想いを胸に、彼の子を独りで産み育ててきた。 偽名を使った火遊びだったと知って深く傷つきながらも、 アーデンは翌朝訪ねてきた彼と熱い口づけを交わしてしまい……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年11月20日
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- 著者
- アニー・ウエスト
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- 訳者
- 柿原日出子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年11月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13289-5
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- 書籍番号
- R-3289
読者レビュー
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モニター
王道のストーリーのため安心して読めます。ヒロインが自分を捨てた男性の母国語を密かに勉強したり、子供にその国の王の名をつけたりと、ヒーローに対して愛情や尊敬があることに好感を持てます。異国の王宮の描写も豪華絢爛な様子が伝わりわくわくできました。
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モニター
せつなさの中にも、女性の芯の通った強さが垣間見られるロマンスです。読んでいてついつい集中して、物語の中に入ってしまいました。ヒロインが窮地に立たされた時に、自分だったらどうするかなとあわせて考えてしまいました。
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モニター
アーデンはイドリースと再会し、成り行きから我が子にとって最良の道を選択する。しかし過去の愛情と絶望を忘れられないままで素直になれない。子どもを思う気持ちとお互いへの感情が十分感じられ、一気に読み進みました。
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モニター
シーク&シークレットベビーものですが、ストーリー運びはちょっと違う感じです。ふたりの子供のダウドがかわいいです。
家族全員が本好きの家庭に生まれ育つ。家族はまた、彼女に旅の楽しさも教えてくれたが、旅行のときも本を忘れずに持参する少女だった。現在は彼女自身のヒーローである夫と2人の子とともにオーストラリア東部、シドニーの北に広がる景勝地、マッコーリー湖畔でユーカリの木に囲まれて暮らす。