ハーレクイン・シリーズ
情熱の聖夜と別れの朝
クリスマス・ロマンス Ⅰ
偽名の大富豪は、お楽しみのつもりだった。
おなかの子は愛の証と信じていたのに。
吹雪のクリスマスイブの夜、ホリーは車が故障して困っていた。 けれど、近くの別荘に滞在するヴィトという男性のおかげで、 一晩だけ泊めてもらえることになった。 イタリア人のヴィトは大変なお金持ちらしく、貧しい自分とはなんの共通点もないのに、彼女は最初から彼に惹かれた。 だから、ずっと守ってきたバージンも捧げたのかもしれない。 家に帰って妊娠がわかっても、ホリーは運命の恋を疑わなかった。 だが知らせたいヴィトは見つからず、遊ばれたと思い知る。 悲しみの涙にくれながら、ホリーは孤独の中で出産するのだった。
-
- 頁数
- 224頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2017年11月05日
-
- 著者
- リン・グレアム
-
- 訳者
- 若菜もこ
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2017年10月19日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-13283-3
-
- 書籍番号
- R-3283
-
- ミニシリーズ
- クリスマス・ロマンス
読者レビュー
-
モグちゃん
ヒーロー、ヒロインともに屈折した性格ではない作品はハーレクインとしては珍しいのではないかと思います。親に恵まれずに苦労の日々を過ごしたヒロインなのに暗さもないし、前向きでかわいいです。ヴィトはそんな純粋なヒロインに惹かれていきます。読んだ人はほんわか幸せクリスマス気分になれるはずです。
-
モニター
なにかと運がない人生のせいか、ちょっと自信がなさそうだけどとにかく前向きなヒロインが素敵です。子供を授かってからはどんどん強くなり、道を切り開こうと頑張ります。本来の優しさと前向きさに母の強さも加わってますます輝いて、そりゃヒーローもメロメロでしょう。ヒロインに好感が持てるお話で楽しく読めました。
同じテーマから探す
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。