ハーレクイン・シリーズ
社長フィンの仕事を手伝ったお礼に、ホリーは自宅での夕食に招かれた。 以前より密かに惹かれていたこともあり、自然に彼と夜をともにする。 だが独身主義の彼は、一度限りのことだと冷たく彼女を突き放した。 ある日、新婚旅行へ行く社長秘書に代役を頼まれ、 ホリーは急遽、フィンのカリブ海出張についていくことになる。 そこで垣間見たのは、クリスマス嫌いを公言しながら、 恵まれない子供たちに贈り物をする活動を始めた彼の優しさだった。 これ以上好きになっても傷つくだけ。なのに、ますます惹かれてしまう。 恋のジレンマに胸を痛めるホリーだったが、 ある朝、突然吐き気を覚え、バスルームに駆けこんだ──ああ、まさか!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年11月05日
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- 著者
- ジェニファー・フェイ
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- 訳者
- 大田朋子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年10月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22489-7
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- 書籍番号
- I-2489
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かんこ
惹かれ合うのに過去の秘密に傷ついているせいで、わざと距離を置く2人がとても切ないです。ニューヨーク1セクシーなボスと秘書の、職場を離れた出張先のカリブ海でのやり取りも、ゴージャスで現実離れしていてウットリさせられます! 過去と向き合いながらお互いを受け入れていく2人には似ている部分もあるんだなぁと思います。クリスマスに繋がるストーリーなので寒くなってきた今の時季に心温まる一冊です!
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モニター
ヒーロ・ヒロイン共にトラウマがあって、そのため素直になれない部分がありました。でも、トラウマを乗り越えて分かり合えた時は良かった~と思いました。ま、ハーレクインなのでハッピーエンドは当たり前なんですけど…(笑) ヒーローの元カノが登場しますが、出てくるならとことん悪女で出てきてほしかったです(笑)
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そらちゃん
相手を幸せにする資格がないという思いを乗り越え、愛を確かめ合う2人は感動的でした。ホリーが今でも傷ついている状況がよく描けていて、だから幸せになってほしい、幸せにならなきゃだめよ、と祈りながら読みました。
ハーレクイン主催の新人大賞で2度最終候補に選ばれたのをはじめ、アメリカロマンス作家協会によるリンダ・ハワード優秀賞の最終候補やその他新人コンテストでの大賞受賞歴は枚挙にいとまがない。物心ついたときから本の虫だった彼女にとって作家になることは夢で、楽しくて心温まる物語を書くのが得意。アメリカのペンシルベニア州で夫と娘と2匹の猫と共に暮らす。