ハーレクイン・シリーズ
美術鑑定士のパイパーは父親の経済的苦境を救うため、 家宝の宝石を売ろうと出張先のミラノの宝石店を訪れた。 そのときたまたま応対したのが魅惑的な社長イェーガーだった。 互いに一目惚れした二人は、食事を共にし、その夜結ばれる。 パイパーは妊娠したが、その後なぜか彼には連絡がつかなくなった。 1年半後、父の借金のかたに自宅を差し押さえられた彼女は、 今度こそ家宝を売ろうとついにイェーガーのもとを訪れる。 だが、彼は事故にあい、パイパーとの一夜の記憶を失っていたのだ。 パイパーは打ちひしがれた。結婚も子供も望まないという彼に、 どうやって最愛の息子のことを打ち明ければいいの?
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年11月05日
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- 著者
- ジョス・ウッド
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- 訳者
- 藤倉詩音
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年10月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51778-4
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- 書籍番号
- D-1778
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ぱるる
イケメンの王子様イェーガーは、意外と子供の面倒を見るのが得意なようで、何度もタイちゃんのおむつ替えシーンが出てきます♪ 本当のことを言いたくてパイパーは葛藤しているとはいえ、3人でお散歩する姿はほのぼの。イケメンのイクメンって素敵!! 脇役もいい味だしていて、特にアメリアとメーヴ。どちらもおばあちゃんだけどいい味出してるキャラ! 特にアメリアは70歳だけどイェーガーを・・・むふふお楽しみに!!??
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アオ
テンポがよく読みやすい文章と、ドラマチックでハラハラドキドキな展開に、目が離せずラストまで一気に読みました。子供の扱い方が分からないイェーガーがあたふたしながらおむつを替えたり世話をしたりしているシーンが微笑ましかったです。読後感もよくハッピーエンドを読みたい人にオススメです。
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夕鶴
我が子への愛そのもののような女性でありながら驚くような情熱を見せるパイパーと、パイパーに惹かながらも冷静でいようとするイェーガーの二人が魅力的です! それぞれの視点で物語が進んでいくので、感情移入しながらドキドキいっぱいで読むことが出来ました。パイパーや息子のタイと接することでイェーガーが徐々に変わっていくところも注目ポイントだと思います。パイパーの愛情深いだけでなく、強いところに憧れを感じました!
お弁当作りもアイロンがけも苦手で、読書と旅行をこよなく愛する彼女は、物語を書くことに夢中。地方経済の発展やビジネスに関するロビー活動を経て、フルタイムの作家となった。南アフリカに夫と2人の子供と暮らす。