ハーレクイン・シリーズ
日陰の秘書の献身
秘めた想いが溢れだす──
一夜かぎりの夢だとしても。
サラはこの2年、ギリシア富豪アレコスの秘書を務めている。 たくましい長身、豊かな黒髪、官能的で美しい唇──そして、 指を鳴らせば女性が寄ってくると信じて疑わない傲慢さ。 うぶで真面目なサラでさえ、彼には密かに胸を焦がしていた。 あるとき一大決心をしたサラは、長期休暇の間に体重を落とし、 地味な服と眼鏡を捨てて、洗練された装いで職場に復帰した。 数日後、彼に激しくキスをされ、サラは夢にまで見た唇に溺れた。 アレコスの望みはいつもと同じ、つかの間の愛人だけ……。 そうささやく心の声には気がつかないふりをして。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年09月20日
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- 著者
- シャンテル・ショー
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- 訳者
- 茅野久枝
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年09月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13275-8
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- 書籍番号
- R-3275
読者レビュー
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ゆっき
一気に読んでしまいました。地味だった秘書サラが魅惑的に変身したことによりアレコスが惹かれていきます。愛し、愛されたいサラと、愛を避けているアレコスの姿に泣きながら読んだところもあり、好きな作品の一つになりました。
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レビュアー
愛を弱さだと敬遠する上司に恋心を抱き、距離が近付くたびに不実の子であるヒロインを身篭った母親の言葉が突き刺さる。互いに自分の気持ちを抑える事はできても、相手の悲しみや傷には感情を抑えられず、恋愛よりも家族に近い愛情でお互いの幸せを願う姿に感動しました。
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モニター
芯がしっかりしていてちゃんと自分らしく生きようとしている素敵なヒロインだと思いました。仕事もちゃんとこなす有能なところにも好感。切れ者で近寄りがたいタイプのヒーローなのに、ヒロインだけには翻弄されちゃってドギマギしているところが可愛いな。
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ロンドン育ちの英国人作家。少女の頃から頭の中でお話を作るのが大好きで、10代の頃にはミルズ&ブーン社のロマンスを読んでいた。20歳で結婚、第1子の誕生とともにケント州の海辺に移り、現在も在住。浜辺を歩きながら小説のキャラクターを考えるという。趣味はガーデニングや散歩で、チョコレートには目がない。6人の子供の母親でもある。