ハーレクイン・シリーズ
白馬の騎士と偽りの花嫁
ディ・シオーネの宝石たち 7
乙女の窮地を救う騎士のごとく現れた彼。
その姿は偽り、それとも真実……?
まもなく結婚式が始まるというのに、花嫁姿のミーナは泣いていた。 花婿は、かっとなるとすぐに暴力を振るう卑劣な男だが、 借金を返すためには、彼と結婚する必要があるのだ。 するとそこへ、見覚えのあるハンサムな男性が訪ねてきた。 ネイト・ブランズウィック──ホテル客室係のミーナが担当する、 スイートルームに泊まる大富豪だった。彼はミーナの話を聞くと、 驚くべき提案をした。「僕と結婚すればいい。決めるのは君だ」 ミーナはネイトを信じて簡素な式を挙げ、彼の屋敷へ逃げ延びた。 数カ月後、妊娠した彼女は夫の本心を知り、深く傷つくことに……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年09月20日
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- 著者
- ジェニファー・ヘイワード
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年09月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13273-4
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- 書籍番号
- R-3273
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- ミニシリーズ
- ディ・シオーネの宝石たち
読者レビュー
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モニター
最初から最後までワクワクです。展開も速く、どんどん引き込まれて一気に読みました。愛と憎しみ、ゴージャスな世界と貧困、たくましさとやさしさ、いろんな対比がうまく表現されています。ぜひ読んでみてください。
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モニター
〈ディ・シオーネの宝石たち〉シリーズの第7話です。ヒロインはヒーローに庇護されるだけだったり容姿頼りなだけでなく、向上心があって好感が持てます。ストーリーは王道の展開ですが、駆け落ちやラブシーンなどドキドキ楽しめました。ヒロインの元フィアンセやヒーローの元恋人達と一悶着あっても良かったかなとその点は個人的に少し物足りなく感じました。ヒーローの祖父がなぜ宝石を取り戻そうとしているのか続きが気になります。シリーズの他のお話も読みたくなりました。
悩めるティーンエイジャーだったころ、姉のハーレクインをくすねて読んだのが、ロマンス小説との出合いだった。19歳のとき、初めて書いた小説を投稿するも、あっけなく不採用に。そのとき母に言われた「あなたにはもっと人生経験が必要ね」という言葉に従い、広報の職に就いた。名だたる企業のCEOと共に世界中を旅して回った経験が、確かに今の仕事に役立っているという。2012年、ハーレクインの新人作家コンテストで入賞し、ついにデビューを飾った。カナダ、トロント在住。