ハーレクイン・シリーズ
一夜の恋の贈り物
初めての目眩く一夜は朝の光とともに悪夢と化した。
ゴールディは仕事の面接を受けた帰り道、路地で強盗に襲われた。 バッグを盗られ、ショックで呆然としていると、男性が通りかかった。 彼はゴールディの怪我を応急処置してくれたばかりか、 ガエル・アギラルと名乗り、仕事まで紹介してくれるという。 スペイン人の大富豪が、なぜ私なんかに優しくしてくれるの? ガエルのリムジンに乗り込んだときには、彼女はすでに彼に夢中で、 まるで魔法にかけられたかのように、純潔を差しだしてしまった。 だが翌朝、ガエルの姿は消えていた。枕元の1万ドルと引き替えに。 私は娼婦じゃないわ! 憤るゴールディは後日妊娠に気づき……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年09月05日
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- 著者
- マヤ・ブレイク
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- 訳者
- 山本翔子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年08月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13269-7
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- 書籍番号
- R-3269
読者レビュー
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モニター
ゴールディの強さと純粋さが素敵です。プレイボーイのガエルが振り回されていて面白かったです。家族を愛しているが、家族がトラウマでもある二人が、すれ違いながらも家族になろうとする姿は感動です。
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モニター
初めてハーレクインを読みました。この物語はシンデレラストーリータイプだったのですが、ヒーローが本当の恋に落ちてトラウマから少しずつ抜け出していくところに興味を持ちました。本気の恋や愛は良いですね。ただ、私としてはもう少し二人の愛をゆっくり育むところが読みたかった、というのが本音です。
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296
ゴールディもガエルも、他人を信用しない人間です。でも、誰よりも本当に自分を愛してくれる人を望み、かなわず、とても深く傷ついて、最後には愛を手に入れました。大半喧嘩してるので終始イライラいながら読んでいたのですが、ゴールディが素直になってからは二人がかわいらしくてたまりませんでした。読んでよかったです。
イギリスの作家。妻であり2人の子どもの母でもある彼女がロマンス小説の虜になったのは、13歳のとき。姉から借りた1冊のハーレクインがきっかけだった。そんな彼女にとって、ハーレクイン社でのデビューは夢のようだったと語る。執筆に没頭していないときは、旅行やツイッターが好きだという。