ハーレクイン・シリーズ
富豪ゆえの束縛
ダニーはロンドン郊外の大きな屋敷で庭師として働いている。 屋敷の主は家のまわりに高い石塀を巡らし、つねにボディガードに囲まれて暮らしており、いまだ姿を見たことはない。 きっと人間不信の哀れなおじいさんに違いないわ。 ある夜、庭の芝を刈っていたダニーは背後からの声に驚いた。 振り向くと、若くハンサムな男性が睨みつけている。 彼こそがこの屋敷の主、ピアス・サザランドだった。 謎めいたピアスの魅力に惹かれ、ダニーは身も心も捧げるが、 彼の言葉は、あまりにも冷たいものだった。 「僕が君を愛することは決してない。期待するな」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年09月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 三好陽子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年09月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58007-8
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- 書籍番号
- K-497 (初版R-533)
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年に見事デビューを果たす。以来、数多くの作品を生み続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている。