ハーレクイン・シリーズ
介護施設にいる母を見舞う生活を6年続けている看護師のアデル。 有能な医師であり砂漠の国の皇太子でもあるザヒールに片思い中だが、 彼は次々と浮き名を流しているのに、彼女には目もくれない。 しかし、病に倒れたザヒールの母を看護しに砂漠の国を訪れたとき、 彼がやがて父王の選ぶ同国出身の花嫁を娶ることを知る。 それが故にザヒールがこれまであえて自分を避けていたと気づき、 アデルはほとばしる愛をどうすることもできず、彼に純潔を捧げた。 しかし、二人が深い仲になった事実を知って激怒した父王によって、 彼女はあえなくロンドンに帰されてしまう── 愛してはいけないザヒールの子を、その身に宿しているとも知らず。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年09月20日
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- 著者
- キャロル・マリネッリ
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- 訳者
- 泉智子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年09月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22483-5
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- 書籍番号
- I-2483
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ゆっき
ヒロインはもちろん、ヒーローの心情も細やかに描かれていて、とても読みやすかったです。過去に悲惨な事故があったヒロインですが、悲劇の主人公みたいな暗さもないし前向きでかわいいです。ヒーローも気持ちがブレることなく、ヒロインを守る!! オーラがすごくて素敵でした。ヒーローの愛情があふれまくっていて読後感はとても満たされた気持ちになりました。
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まっちゃ
ヒロインの事が気になるのにわざと冷たくするヒーロー。そんな彼への気持ちをなかなか断ち切れないヒロイン。前半は本を読んでいて、やきもき。でもヒロインへの思いをはっきり認めてからの彼の彼女への愛と情熱にドキドキ。女性なら絶対に一度は憧れる、ある意味、王道のラブストーリーです‼
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たけこ
相手を思いやるが故にすれ違い、翻弄されていくヒロインのひたむきで健気な姿に、応援をせずにいられなくなりました。最初から読み終わるまで、心がとても温かくて、ホッとする作品でした。
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いもぽてと
ハーレクインには珍しいタイプのヒロイン。最初は「この女性攻めるなぁ~」と思ったけど、最後はやはり男性が行動を起こして丸く収まってました。話も読みやすく一気に読んでしまいました。
イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も3人の子供とともに住むオーストラリアは、彼女にとって第二の故郷になっているという。