ハーレクイン・シリーズ

伯爵家の青い鳥
伯爵家に迷いこんだのは、泥棒猫か、それとも幸せの青い鳥か──
夫の事故死から半年後、ローワンの家に義弟ダリオが突然現れると、ぶしつけに尋ねた。「兄との間にできた息子はどこにいる?」いったいなんの話? ローワンには子供はいない。夫はイタリアの伯爵家の長男だが、父親からは勘当されていた。だがダリオと話しているうちに、子供が生まれたと嘘をつき、伯爵家から多額の養育費をせしめていた夫の裏の顔が見えてきた。ダリオから明らかな疑惑の目を向けられたローワンは狼狽した。違う! 私は知らなかったのよ。有無を言わさず彼が冷たく告げた。「僕と一緒にローマに来て、父の前で弁明してもらおうか」
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年08月05日
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- 著者
- ジェイン・アーバー
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- 訳者
- 中村美穂
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-13262-8
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- 書籍番号
- R-3262
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イギリス生まれの作家。1948年のデビュー以来、ハーレクイン・ロマンスを中心に50作以上の作品を世に送りだした。