ハーレクイン・シリーズ
仕事ひとすじの生き方に疲れ果て、 マロリーはポルトガルのリスボンにやってきた。 そこで出会ったのは、ラファエル・ダフォンソという男性。 王家の血を引く名門貴族で、この国でも指折りの実業家だという。 ラファエルの妻は出産後すぐに亡くなり、 以来10年、彼は一人娘アポロニアのみに愛情を注いできた。 ふとした偶然でその娘の命を救ったことがきっかけとなり、 マロリーは彼から強引に結婚を申し込まれる。 だが彼女に求められているのは妻の役目ではなく、 娘の養育係としての務めだけだった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年08月20日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 森洋子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年08月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58002-3
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- 書籍番号
- K-492 (初版I-1740)
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Segawa
ヒロインはとてもできた女性で”いい人過ぎる!!!”なんて思いながら読みました。それに比べるとヒーローは…。いろいろ葛藤もあるのはわかるけど振り回されるヒロインの気持ちが可哀そう。最後に種明しがあって実は…とか、あの時は…とか、フムフムそうだったんだと分かると思わずニヤリ。一人娘の活躍ですごく楽しめました。すごく素敵なヒロインとヒーローの一人娘の魅力満載のお話です。
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たかよ
仕事に一生懸命なヒロイン、マロリーのラブストーリー。仕事を頑張りすぎて少し疲れちゃった時、運命的な出会いがあり、キャリアウーマン的なアプローチで恋愛も成就させていくところがよかったです。仕事もプライベートも成功させているところが今風でとっても感動し、読み返したくなる作品です。
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ジャスミン
舞台は、ポルトガルのリスボン。仕事ひとすじのキャリアウーマンのマロリー。王家の血を引く名門貴族で実業家のラファエル。ラファエルの妻は出産後すぐに亡くなり、一人娘のアポロニアの命を救った事から運命の歯車が動き出します。はじめから出会うべきして出会った2人。なかなか素直になれない2人はアポロニアを通して関わっていきます。作中に出てくる「ダフォンソ宮」が素敵でした。実物を見てみたいですね。
アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。