ハーレクイン・シリーズ
ようこそ、快感スタジオへ
見合いがいやで家を飛び出したマヤは、ヨガの看板を見つけ、気を落ち着けようと中へ入った。人けのないスタジオにいたのは、見事な肉体のインストラクター、ヴィクラム。ここでは必要最小限のものしか身につけない決まりだと言い、ブリーフ一枚の自分の姿を指し示した。Tシャツとショートパンツを脱いで、彼と体をからませ合うと考えただけで興奮に胸が高鳴る。でも……。「抵抗しているね、マヤ。なぜだい?」わたしの体内の血は熱くざわめき、乳首が痛いほど固く立ち上がった。ヴィクラムがわたしの背後に回る。彼は長い指でわたしの太腿を開き、両膝をわたしのヒップに押し当て背中の下に体を入れてきた。次の瞬間、固くたかぶった彼の欲望のしるしが背骨に当たるのを感じた。わたしはあえぎ声をもらして全身を震わせ、彼の唇を求めて向き直ろうとした。「だめだ」手首をつかむ彼の両手が腕を這い上がり、汗に濡れた乳房を強く握りしめる。「残りの衣類も全部脱ぐんだ」
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- 頁数
- 36頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年07月05日
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- 著者
- ローレン・ホークアイ
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- 訳者
- 西江璃子
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- 定価
- 220円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 9784596459374
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- 書籍番号
- DG-154
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