ハーレクイン・シリーズ
花嫁泥棒
美しく礼儀正しき貴公子の正体は、
手並み鮮やかな“花嫁泥棒”──
4年前、父が命を奪われた日を境に、イザベルの運命は一変した。 母があとを追うように亡くなると伯父に引き取られたが、 美しくも性悪な従姉にいじめられ、召使いのようにこき使われていた。 ある日から、従姉のもとに求婚者ジャスティンが日参するようになる。 聞くところによると、彼はひと月以内に婚礼の儀をあげなければ、 いま治めている領地も城も没収されてしまうのだという。 好条件を引き出そうと返事をもったいぶる狡猾な従姉のかたわらで、 イザベルはこの礼儀正しい貴公子に淡い恋心を抱くようになっていった。 だが残り2日に迫った夜、とんでもない事態に巻き込まれる── 粗末な小部屋で眠るイザベルを、ジャスティンが強引に連れ去ったのだ!
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年07月05日
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- 訳者
- 小池桂
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- 定価
- 906円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年06月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33263-9
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- 書籍番号
- PHS-163 (初版HS-94)
第1子出産を機に勤めていた会社を辞めたのがロマンス小説を書き始めたきっかけ。中世イングランドを舞台にした作品以外に、19世紀を描いたロマンスも執筆している。ほかに、メアリー・スペンサーのペンネームを持つ。夫と3人の娘と共にカリフォルニア州の南西部にある町に住んでいる。