ハーレクイン・シリーズ
「僕と結婚してほしい」大富豪のラファエルから突然求婚され、 彼の経営するホテルで働くコーラは我が耳を疑った。 頼みたい新しい仕事があるからとスペインへ連れてこられたけれど、 鷲を思わせる、危ういほど美しい彼からまさか妻に指名されるとは……。 彼は土地買収の必要条件として便宜的に結婚したいのだと言い、 せいぜい数週間で結婚は解消され、莫大な報酬も約束されるらしい。 兄や姉と違い、どじで美しくもないコーラは両親に愛されずに育ち、 先日も大事な家宝を他人に騙し盗られて叱責されたばかりだった。 その損失を補って両親に認めてもらいたい一心で彼女は申し出を受ける。 心の隅で、なぜ醜いあひるの子の自分が選ばれたのか、いぶかりながら。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年07月20日
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- 著者
- ニーナ・ミルン
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- 訳者
- 堺谷ますみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年07月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22476-7
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- 書籍番号
- I-2476
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モニター
家族に傷つけられた2人が出会い、幸せになるまでの物語です。しかし、なかなか幸せになってくれません! 頑固な2人に、もう少し素直になって、と思いながら読み進めました。愛を見つけた2人の未来はキラキラと輝いていると思います。でも、ケイトとゲイブ、フアニータが気になりました。みんな幸せになれたのでしょうか?
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モニター
ヒロインには貴族の家に生まれたからこその苦悩があります。家族からの愛に飢え、ひたむきな様子が切ないです。スペインの葡萄園オーナーの大富豪ヒーロー、素敵です。葡萄園の描写が素敵で行ってみたくなりました。犬好きの方に心温まるエピソードも。とても読みやすいです。セクシーなシーンが少なかったのがちょっぴり残念でした。
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ゆかり
両親に認めてもらいたいコーラと、自分の目的のために近づいたラファエルとの愛のない結婚の中で、お互いに誤解しながらも惹かれていく過程を応援したくなってしまいました。最後は感動で大満足です。
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モニター
初めてこの作家さんを読みました。私が読んだ中では珍しいタイプの話です。親に愛されない環境で育ったヒロインが便宜結婚を頼まれますがヒーローを愛してしまうし、ヒーローも実は最初からヒロインを求めていたというハッピーエンドの話ですが親との関係は読んでいて辛いものがありました。
ハーレクイン小説を愛する母に連れられ、幼い頃から図書館で遊んでいたことから、ハーレクイン作家になることをいつも夢見ていた。その夢を達成するまでに、英語の学位と、彼女自身のヒーローと3人の子供、そして会計士の資格を得た。イングランドのブライトンにある自宅の図書室は、本であふれている。