ハーレクイン・シリーズ
ヴァンパイアの愛撫
スコットランド高地地方――北のはずれの海沿いの町へ、ナターシャは一心不乱に逃げてきた。 彼女を狂人に仕立て上げ、遺産を横取りしようと画策する冷酷な義兄から。 たどり着いた古びた城の門番小屋の扉をたたくと、現れたのは、漆黒の髪と白い肌をもつセクシーな男性。 ギャレットと名乗った主が言う。「夕暮れになると従業員はみな帰ってしまい、きみ一人になるが、いいか?」 不安が胸をよぎった。しかし選択の余地などない。 やがて部屋で疲れきった体をベッドに横たえたナターシャは、ふいに誰かの視線を感じた。 次の瞬間、目に見えない何者かがベッドに忍びこんできて、甘い愛撫で彼女をさいなんだ。 これは夢? それとも……? 翌朝、目覚めたナターシャは首筋についた小さな歯の痕に気づく。 そして夕食に出かけたパブで、城には吸血鬼が取り憑いているという噂を耳にし……。
-
- 頁数
- 59頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2017年06月05日
-
- 著者
- スーズ・デメロ
-
- 訳者
- 早川麻百合
-
- 定価
- 220円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 9784596458636
-
- 書籍番号
- DG-153
読者レビュー
読者レビューはまだございません。