ハーレクイン・シリーズ
炎の大富豪と氷の乙女
氷の掟
あなたが黙って消えたあの日から、
私の心は凍ったまま。
日々厳しい訓練を積む18歳のバレリーナ、アーニャの前に、 初恋の人ローマンが現れた。 燃えあがる情熱に身を任せ、純潔を捧げた彼女は、 翌朝彼の姿がないことに気づいて絶望する。 14年後、今やプリマとなったアーニャは、 楽屋を訪ねて来たゴージャスな実業家の正体に気づいて固まった。 ローマン! 今ごろ私に何の用があるの? だが、冷たい態度とは裏腹にアーニャの心は乱れていた。 ローマンが纏う、かつてはなかった秘密の匂いに煽られて。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年06月20日
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- 著者
- キャロル・マリネッリ
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- 訳者
- 山本翔子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年06月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13254-3
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- 書籍番号
- R-3254
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- ミニシリーズ
- 氷の掟
読者レビュー
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モニター
待ちに待った〈氷の掟〉の最終話。ヒロインが関連作では冷たいイメージだったのでどうなんだろうと読み始めましたが、実は火のように激しい感情の持ち主でヒーローに対する気持ちが一途で愛しているがゆえに嫉妬心が抑えられない気持ちはよくわかりました。ヒーローも冷たいようにみえるけれど、全ては大事な人に幸せになってほしいとの思いからで、とても切なかったです。最後はハッピーエンドでよかったです。
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N.S.
大げんかしては、愛し合って・・・を繰り返す二人にやきもきさせられました。ローマンのお金持ち生活を肌で感じられたアーニャが羨ましいです。
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モニター
孤独な二人のエンディングが温かい家族のぬくもりに。一番心に残ったのは、最後の家族のシーン。一枚の絵が浮かんでくるような気がして、すごくよかった。今まで読んだハーレクインとはまた違う良さがあって素敵でした。
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モニター
家族にめぐまれなかったヒーローとヒロインが相手のことを思って去った。再会して二人はもう離れられないと思う。アーニャはローマンが勝手に去っていって許せないと思いつつつも離れられないって感じで胸が締め付けられるお話だけど、ホット系っていうか情熱系ですかね。最後は家族になれてよかった。
イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も3人の子供とともに住むオーストラリアは、彼女にとって第二の故郷になっているという。