ハーレクイン・シリーズ
放蕩富豪の求愛
四富豪の華麗なる醜聞 Ⅰ
無垢な娘は落札された──
父の会社を狙う無慈悲な富豪に。
私のキスをオークションにかけるはめになるなんて……。 リアは慈善オークション会場の壇上で途方に暮れていた。 入札価格が5万ドルに跳ね上がった直後、つかのま訪れた静寂のなか、威厳に満ちた声が響いた。「100万ドル」 進み出た落札者は、キスだけでなく共に過ごす週末も要求した。 あの男性だわ。仮装パーティの今夜、仮面で顔を隠した彼に人込みで助けられ、リアは胸のざわめきをおぼえたのだった。 だが彼が仮面を外すとリアは凍りついた。ベン・カーター! 彼は父の会社を買収しようとリアをつけ狙う辣腕実業家で……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年06月05日
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- 著者
- アビー・グリーン
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- 訳者
- 中村美穂
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年05月25日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13249-9
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- 書籍番号
- R-3249
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- ミニシリーズ
- 四富豪の華麗なる醜聞
読者レビュー
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ひかり
傲慢さの中に思いやりのあるヒーロー。ヒロインの好ましい点をすぐに認められる正直さ、彼女が自分の心の中にいることを素直に受け入れた人。そんな彼だから、愛に怯えた彼女も心を開くことができたのでしょう。彼が自身の気持ちを誤魔化していると気付いた時の行動はさすが辣腕実業家! これ以上ない方法で頑なな彼女を射止めます。「愛している」と口に出しあえるようになった二人に幸あれ♪
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モニター
条件に合う妻としてリアを射とめようと魅力をふりまいて迫るベン、さすがアビー・グリーンのヒーロー。ドキドキうっとりの触れ合いと二人それぞれの繊細な心の内。なのに思いがけない展開! 手に汗にぎりつつ応援してしまいました。楽しんで読めること請け合いです。
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モニター
ヒロインのコンプレックスを丁寧かつ情熱的に紐解いといていくヒーローに惚れました! 仮面パーティーのシーンが特にお気に入りで何が起きるかわからないトキメキがかきたてられ、その後もお互いが自制しつつ気持ちが漏れ出してしまったりするところも良かった。シリーズを通して読みたくなりました。
ロンドンに生まれ、幼少時にアイルランドに移住。10代のころに祖母の愛読していたハーレクインのロマンス小説に夢中になり、宿題を早急に片づけて読書する時間を捻出していた。短編映画のアシスタント・ディレクターという職を得るが、多忙な毎日の中でもハーレクインの小説への熱はますます募り、ある日辞職して、小説を書きはじめた。