ハーレクイン・シリーズ
社長のセサル・モンテロが交通事故に遭ったというのに、 ソーチャは入院中の彼と面会すら許されずにいた。 セサルの個人秘書として働きだしてからずっと、 魅力的な彼に対する想いを心の奥に隠してきた。 だが3週間前、その想いがとうとう実を結んだのだ。 ところが不運にもセサルは事故直前の記憶を失い、 その隙に彼の親は、ある女性と息子との婚約話を進めていた。 セサルの愛は一夜の幻だったの? 絶望したソーチャは姿を消した──おなかに彼の子を宿して。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年06月05日
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- 著者
- ダニー・コリンズ
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- 訳者
- 遠藤康子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年05月25日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13248-2
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- 書籍番号
- R-3248
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記憶喪失ものですが、男が自分には無いと思っていた一途な愛と親としての愛情に目覚めていく、成長ものでもありました。テンポも良く、周りの人も心底悪い人は出てこず、安心してヒロインの行く末を一気に読めます。ヒロインと友達になったオクタヴィアが気になるので関連作がある事を知り読みたくなりました。【モニター】
《編集部より》お楽しみいただきありがとうございます。オクタヴィアがヒロインの『イタリア富豪の孤独な妻』(R-3230)もぜひお楽しみください。
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モニター
シークレットベビー、オフィス、記憶喪失、意地悪なライバル(笑)…ハーレクインの王道盛り沢山の作品です。冒頭から起こる驚きのハプニング! そこからどんどん作品に引き込まれていきます。愛情に希薄な家庭環境ゆえに愛を認めない上、ヒロインと想いが通じ合った記憶をも失くしてしまったヒーローが段々と変化していく過程は、じりじりしながらも共感できました。関連作もあるとの事。ぜひ読んでみたいと思います。
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モニター
最初は少し文章がたどたどしい、表現が直接的過ぎる印象で入っていきにくかったけれど、結婚したあたりから勢いよく読み進めました。悪役は婚約者のみだけど、彼女の思惑がよくわからなくてとにかく不気味。そしてお話は偶然に助けられすぎな印象。それでも終盤はヒーローのヒロインへの深い想いと、それまでの忍耐が報われたヒロインに感動しました。
カナダ出身の作家。高校生のころにロマンス小説と出合い、小説家という職業はなんてすばらしいのだろうと思ったという。以来、家族の反対や“普通の”仕事に追われながらも、さまざまなジャンルの執筆に挑戦し、ついに念願叶ってハーレクインからデビューすることになった。まるでロマンス小説さながらの、ハッピーエンドを生きている気分だと語る。