ハーレクイン・シリーズ
悲しみの館
忘れえぬ絆 Ⅰ
児童養護施設で育ったグレイスは、18歳でイギリスからイタリアへ渡り、 名家の御曹司ドナート・ヴィトーリアに見そめられ、19の時に結婚した。 財力、名声、容貌、知力、すべてに最高のものを備えたドナートが、 どうしてわたしのような何もないおずおずした少女を妻に? それでも彼は熱愛してくれた。 夢のような1年が過ぎ、グレイスは身ごもった。 玉のような男の子パオロに恵まれたころは、幸せの絶頂だった。 しかし、その大切な赤ちゃんに突然の死が襲いかかる。 悲しみのどん底に落ちたグレイスの心の傷が癒える間もなく、 夫ドナートの裏切りが発覚して……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2017年06月05日
-
- 著者
- ヘレン・ブルックス
-
- 訳者
- 駒月雅子
-
- 定価
- 713円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2017年05月25日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-55404-8
-
- 書籍番号
- PB-204 (初版R-1383)
-
- ミニシリーズ
- 忘れえぬ絆
読者レビュー
-
モニター
ヒロインの固執した考え方にもっと素直になって!とか、どうしてそうなっちゃうの!?などツッコミを入れたり応援したりしながら読み進めました。さんざん引っ掻き回してくれる悪役や、けなげなヒロインの周りに集まる心温まる人たちがストーリーをさらに面白くしてくれます。男気のあるヒーローが素敵。ヒロインにやきもち焼くところも可愛く思えてしまいました。
-
モニター
夫婦再生もの。悲しい出来事からすれ違った夫婦が歩みよっていくストーリーかと思ったけど、どこまでもぶつかり合う2人。ヒロインはともかくヒーローが悪意に気づかなかったのが原因ですよね。言葉って大事。話し合いは大切だと思わされる作品でした。
イングランド中部ノーサンプトンシャー在住。敬虔なクリスチャンであり、家事や育児にいそしみ、3人の子供を育てた。書くことは長年の夢だったが、実際に執筆に取り組んだのは40代に手の届くころ。現在は次々に作品を発表している。