ハーレクイン・シリーズ
恋するアテネ
アンドレアのもとに、ある日一通の手紙が届いた。 差出人は裕福なギリシア人の祖父──アンドレアの母が身ごもったとき手酷く追い払った冷酷な人だ。 今ごろになって呼びだすなんて、どういうつもり? 病気の母の看護と借金のせいで1日中働き詰めのアンドレアは、 悩んだ末、もし支援をお願いできるならと、ギリシアへ飛んだ。 ところが到着するなり、ゴージャスな男性ニコスにでくわし、 彼から明らかな蔑みの視線を投げつけられて衝撃を受けた。 いったい彼は何者なの? その答えは、ディナーの席でわかった。 実業家ニコス・ヴァシリス──アンドレアの“婚約者”だった!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年06月20日
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- 著者
- ジュリア・ジェイムズ
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- 訳者
- 原淳子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年06月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90490-4
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- 書籍番号
- K-480 (初版R-1992)
読者レビュー
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リリ
王道のストーリー展開ですが、思っていたよりもヒーローが誠実で常識のある良い人でした。ヒロインとヒーローが出逢った環境に不満を持ちながらも、お互いに素直に惹かれ合うところが良かった。意地悪な愛人や元恋人等は出てこないけど、ヒロインの祖父が意地悪すぎです。
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lunaluna0406
傲慢なギリシアの大富豪がヒーローの物語かなと思っていたが、読み進んでいくうちにヒロインを気遣う心優しいヒーローに夢中になりました。母親思いの芯の強いヒロインも素敵でした。
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モニター
ニコスとアンドレアの二人の視点で書かれていて、お互いに対する見方のすれ違いがシーン毎によくわかるのが面白かったです。ニコスの視点が多めに書いてあり、取り澄ました印象を受けるアンドレアとは違い感情豊かに感じます。アンドレアのほうがクールな感じと人物像や思いを想定しましたが残念な外し方をしていくニコスを応援しつつもツッコみたくなりました。
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10代のころ初めてミルズ&ブーン社のロマンス小説を読んで以来の大ファン。ロマンスの舞台として理想的な地中海地方やイギリスの田園が大好きで、特に歴史ある城やコテージに惹かれるという。趣味はウォーキングやガーデニング、刺繍、お菓子作りなど。現在は家族とイギリスに在住。