ハーレクイン・シリーズ
大富豪の情熱の流儀
情事の相手にしかならない女──
どんな男性も私の愛は求めない。
会社を立ちあげたばかりのアレクサンドラは、 巨大企業デカンポ社から新商品の仕事を打診されて喜んだものの、 一方で不安も隠しきれなかった。 じつはこの企画の責任者である副社長ゲイブは、 アレクサンドラの実姉の夫の弟で、すでに面識があった。 彼はなぜか初めから私に手厳しい。一緒に仕事をする気はあるの? 案の定、ゲイブから挑発的に扱われたアレクサンドラは傷つき、 溢れる感情のまま彼に詰め寄るが、それは大きなミスだった。 次の瞬間、彼女は力強い腕に抱かれ、問答無用で唇を奪われて……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年05月05日
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- 著者
- ジェニファー・ヘイワード
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- 訳者
- 水月遙
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年04月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13244-4
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- 書籍番号
- R-3244
読者レビュー
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モニター
ヒロインの心の傷を包みこむヒーローの優しさに癒されました。ヒーローに甘えすぎないヒロインにも好感が持てました。ヒーローの兄とヒロインの姉の話もあるようなので、そちらも読んでみたいです。
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モニター
仕事とお互いへの感情に揺れ動くアレクサンドラとゲイブ。ストーリーの最初からワクワクし、一気に読んでしましました。後半、ラストに行くまでに、もう一つ盛り上がってほしいと思いましたが、最後のページは素敵でした。
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モニター
どんな男性も自分を一番に思ってくれることなどないと自分を強く持って生きているアレックスと、女性にはこりごりしているはずのゲイブが再会することによって起こる《化学反応》。互いの魅力に抗えないにかかわらず必死に自制して関係を保とうとしているところにドキドキしました。デカンポ家シリーズの2作目ですが、これだけでも十分楽しめます。
悩めるティーンエイジャーだったころ、姉のハーレクインをくすねて読んだのが、ロマンス小説との出会いだった。19歳のとき、初めて書いた小説を投稿するも、あっけなく不採用に。そのとき母に言われた「あなたにはもっと人生経験が必要ね」という言葉に従い、広報の職に就いた。名だたる企業のCEOと共に世界中を旅して回った経験が、確かに今の仕事に役立っているという。2012年、ハーレクインの新人作家コンテストで入賞し、ついにデビューを飾った。カナダ、トロント在住。