ハーレクイン・シリーズ
条件つきの結婚
思いがけない秘密 Ⅲ
ジェシカは父親から信じがたい話を聞かされ、頭を抱えた。 雇い主から貴重な美術品を盗んだ疑いをかけられたというのだ。 父は大富豪セザリオ・ディ・シルベストリのもとで働いている。 このまま誤解を解かなければ、解雇されてしまうだろう……。 実は2年前、ジェシカはセザリオに誘われ、食事をともにしていた。 だがそのあと当然のごとくベッドへ誘ってきた彼に驚き、 逃げだしたのだった。もう二度と会いたくなかったが、 父の汚名を晴らすため、ジェシカは勇気を振り絞って彼を訪ねた。 セザリオは相変わらず傲慢な笑みを浮かべると、こう言い放った。 「父親を許そう、僕の跡継ぎを産むという取引に応じるなら」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年05月20日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年05月10日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90482-9
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- 書籍番号
- K-472 (初版R-2689)
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- ミニシリーズ
- 思いがけない秘密
読者レビュー
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。