ハーレクイン・シリーズ

涙雨のむこうに
たいせつな人はみな去っていった。もう涙は涸れたはずなのに、再び……。
教師のリーサは事故に遭い、友人を失ったうえ、体に大きな傷を負った。退院後は、人前に出るのが怖くて教職に復帰できず、婚約者もそんな彼女を見捨てて去っていった。悲しみに沈むリーサは、傷心を癒やすため遠くの地で新生活を送ろうと、叔母の旧友一家のもとで住み込みのナニーをすることにした。両親を亡くした幼い双子の世話は楽しかったが、子供たちの伯父アダムだけは彼女に容赦なく厳しい目を向けた。秩序ばかり求める彼の姿勢には、幼子への同情や思いやりは微塵もなく、まだ足を引きずる彼女の能力に関しても疑念を口にしてはばからない。思わず悔し涙が溢れ、リーサの瞳に映る彼の冷たく美しい顔が歪んだ──
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年05月20日
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- 著者
- イヴォンヌ・ウィタル
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- 訳者
- 泉智子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-22467-5
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- 書籍番号
- I-2467
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南アフリカ生まれ。70年代後半から90年代初頭にかけて活躍した作家。独特な雰囲気をもつ南アフリカの各地を舞台に男女の愛のもつれを描いた作品は、今なお絶大な人気を誇る。