ハーレクイン・シリーズ
秘密は罪、沈黙は愛
この胸の奥にしまったはずの、
秘密が、愛が、いま溢れ出す……。
フェイスは恋人クインと医学を志し、卒業後は結婚しようと誓っていた。 だが大学進学を前に、彼女は理由も告げず、突然彼の前から姿を消した。 あれから17年。亡き母の葬儀で帰郷したフェイスは、 医師となって母の最期を看取ってくれたクインと再会を果たす。 「フェイス?」以前より深みが増した彼の声を聞いた瞬間、 なつかしさと、やるせない悲しみの涙が、彼女の頬を伝った。 ああ、彼への想いは、あの頃と少しも変わっていない。でも……。 一方、クインは彼女に寄り添っている若者に敵意を向けた。 不穏な空気を察したフェイスは、いとまを告げてその場を後にした──付き添いの青年の、17年前のクインとよく似た声に促されながら。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年05月05日
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- 著者
- ジョージー・メトカーフ
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- 訳者
- 堺谷ますみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年04月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22465-1
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- 書籍番号
- I-2465
大家族に育ち、幼少期から本が友達だった。書き手となった現在も同様で、物語の終わりが近づくと、読み終わりたくないと思ってしまうという。イギリス南西部のコーンウォール地方で“我慢強い”夫と4人の子供とともに暮らしている。