ハーレクイン・シリーズ
天使を抱いたシンデレラ
まさか、ぼくに息子がいたとは!
この子を手に入れるには、まず……。
二人の兄が相次いで王位を捨てたため、 シェルダーナの末の王子クリスティアンは急遽、妃を迎えなければいけなくなった。 だが、国の存続にかかわる一大事とわかっていても、 独身貴族を楽しんできた彼には、王家にふさわしい相手が思いつかない。 そんなときパーティで、5年ぶりに思いがけない人物と再会する。 王子の身分を明かさぬまま別れを告げた、かつての恋人ノエル。 クリスティアンは、気まぐれにふらりと彼女の家を訪ねてみた。 するとそこには、自分そっくりの幼い男の子の姿が……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年05月20日
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- 著者
- キャット・シールド
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- 訳者
- 結城みちる
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年05月10日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51755-5
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- 書籍番号
- D-1755
読者レビュー
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モニター
ヒーローもヒロインもどちらも相手を想いあってのことなのに、うまくいかなくてハラハラしながら読みました。独身貴族を謳歌しているヒーローでしたが、自分に大切な人に会えるとこんなに素敵なヒーローとヒロインになれるんだと思いました。やはりハーレクインは素敵です。
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モニター
ハーレクインらしい、別れた後に妊娠が発覚、一人で出産して育てていて…というお話だったけど、ヒーローは自分に自信がない感じもありつつ、でもやっぱりどこか傲慢で、いつ素直になるのかが楽しめる作品でした。
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Nana
ヒロインはヒーローである王子に捨てられたと思っていたけれど、王子の真意はそれがヒロインのためだと思っていて、ちょぴり切ない。わがままな王子が自分の思う通りにならなくてもがくのが面白い。最後まで幸せな気持ちで読めるストーリーでとっても楽しかったです。
RITA賞の新人賞にあたるゴールデン・ハート賞受賞作家。ミネソタ州で娘と2匹のビルマ猫たちとドーベルマンに囲まれて暮らしている。執筆をしていないときは、友人とヨットでセーリングするのが何よりの楽しみだという。