ハーレクイン・シリーズ
熱砂に囚われた小鳥
ディ・シオーネの宝石たち 2
あの夜の選択が私にもたらしたのは、
深い罪悪感と予期せぬ小さな命。
慈善事業を行う財団の代表を務めるアレグラは、 余命わずかな最愛の祖父から、ある願いを託される。 かつて手放した秘宝の箱を、砂漠の国ダル・アマンの国王から取り戻してほしいというのだ。アレグラは財団の調査という名目でなんとか国王ラヒムとの面会まで漕ぎつけるが、 会うなり彼の男性的な魅力と圧倒的なオーラの虜になってしまう。 このままではだめ。でもラヒムにどう切りだせばいいの? 深夜、アレグラは偶然にも宮殿内で箱を見つけて歓喜するが、 ふと人影に気づいて震えた。燃える目をしたラヒムが立っていた!
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年04月20日
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- 著者
- マヤ・ブレイク
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- 訳者
- 深山咲
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年04月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13238-3
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- 書籍番号
- R-3238
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- ミニシリーズ
- ディ・シオーネの宝石たち
読者レビュー
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モニター
シリーズ2作目ですが前作を知らない私でも何の違和感もなく読めました。砂漠の国、シーク、秘宝の箱、秘話等々…神秘的で魅力的なパーツが物語のいたるところに散りばめられていて読みすすめるほど引き込まれていきます。最後にお互いの過去が試練として立ちはだかりますが、それを乗り越えお互いを信じる姿に感動しました。
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モニター
運命の糸に手繰り寄せられ、砂漠の国へ祖父の願いを叶えるためにやってきた慈善事業財団の代表アレグラ。お決まりのストーリーとたかをくくるものの、惹かれ合う二人の動向からは目が離せなくなり一気に読みました。運命の人とは見つめ合った瞬間からわかり、手が触れただけで熱くなる。そんな運命の人に出逢いたいと思います。もしかしたらこの瞬間にもその時が訪れるかも。
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モニター
この作家さんは女心の切ない部分を出してくれて、好きな表現で満足できる内容が多いです。家族の期待に添うために出会ったヒーローと、しがらみの中で恋に落ちますが、ヒーローの愛情ゆえの冷たい言動に振り回されるヒロインが切ないですが、立ち向かい前に進んでいく流れが好きでした。
イギリスの作家。妻であり2人の子どもの母でもある彼女がロマンス小説の虜になったのは、13歳のとき。姉から借りた1冊のハーレクインがきっかけだった。そんな彼女にとって、ハーレクイン社でのデビューは夢のようだったと語る。執筆に没頭していないときは、旅行やツイッターが好きだという。