ハーレクイン・シリーズ
シンデレラ失格
彼が后に迎えるのは愛なき王族の娘。
愛ある愛人の出る幕はない。
ヨーロッパの小国アゴンの王宮博物館の学芸員エイミーは、 皇太子ヘリオスと惹かれ合い、秘密の関係を持つようになった。 しかし、いずれ国王になる彼は王族から后を迎えねばならず、 二人の関係は初めから彼の結婚が決まるまでと限定されていた。 そんなとき、ヘリオスの后選びのための舞踏会の開催が決まった。 思いがけない胸の痛みに、彼への愛を再認識したエイミーは、 別れを告げられる前にみずから身を引き、アゴンを出ようとする。 だがヘリオスは無情にも愛人を続けるよう迫ると、厳しく告げた。 「逃げたいなら逃げればいい。僕がすぐに君を連れ戻す」
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年04月05日
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- 著者
- ミシェル・スマート
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- 訳者
- 朝戸まり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年03月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13235-2
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- 書籍番号
- R-3235
読者レビュー
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モニター
ヒロインの育ての母とヒーローの婚約者が素敵な人でファンになりました(出番が少なくて残念でしたが…)。ヒーローと祖父との関係は私の亡父と甥との関係に似ていたので良くわかると思いながら読ませていただきました。とても読みやすかったので一気に読みました。最後が結婚式の場面で終わったのも良かったと思いました。ヒーローの婚約者だったカタリナさんの話がスピンオフで出れば読みたいです。
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モニター
タイトルと王国が舞台ということで王道のストーリーなのかな?と思いながら読み始めました。何で?と思うほど、ヒロインの怒りの理由が分からないヒーロー。関連作を読んでないからかヒーローの気持ちが理解出来ず…。最後の方までヤキモキしながら読みました。良い意味で予想と違うハッピーエンドで良かったです!
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hm
お互いに惹かれ求め合うのにそこには大きな身分の差があり、身分と自信に満ち溢れたヘリオスには分からないであろうヒロインの気持ちにやきもき。周囲のキャラクターも魅力的です。
イギリス人作家。ぬいぐるみより本を抱いて寝るのが好きだったというほど、生まれながらにして本の虫だった。まだ少女のころ読んだおとぎばなしに、ロマンスの片鱗を感じていたという。「本はいつも胸をときめかせてくれます。まるで初恋のように」と語る彼女は、自分の書くロマンスが、読者の心にもそんなときめきを届けてくれることを願っている。