ハーレクイン・シリーズ
富豪が残したあの夜の証
熱く燃えた夜の、思いがけない代償。
愛のないプロポーズは切なくて……。
エリカは決意を胸に、生まれ育った北欧の国を離れ、 アメリカに渡った。ある大富豪の男性に──おなかの子の父親で海運会社の御曹司、ジェルヴェに会うために。 3カ月前、エリカは逞しくハンサムな彼の圧倒的な魅力に抵抗できず、 情熱の赴くままに体を重ねた。その結果、身ごもったことを彼に打ち明け、将来について話し合わなければならない。 だがエリカが恐れたとおり、妊娠を知ったジェルヴェは即座に言った。 「ぼくと結婚してくれ」 ああ、イエスと答えられればどんなにいいか。でも無理だわ。 だって、彼はわたしを愛してはいないから……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年04月20日
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- 著者
- キャサリン・マン
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- 訳者
- 野川あかね
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年04月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51751-7
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- 書籍番号
- D-1751
大学では演劇を学び、卒業後は小さな町の新聞社で働いたり、教職に就いて演劇学校の校長を務めたりした。その後、昔からの夢だったロマンス小説の執筆に取りかかる。RITA賞受賞作家となった今は、空軍パイロットである夫の転属に伴って4人の子供たちとビーグル犬、虎猫を引き連れてアメリカ国内を転々とするうちにさまざまな経験をし、それを作品の構想に役立てている。