ハーレクイン・シリーズ
父が急死し、遺言によりアリーシャは父の親友の息子で悪名高きプレイボーイの海運王、ルーカスと結婚した。引き締まった体に、黒髪と黒い瞳を持つたまらなくセクシーな夫──形だけの結婚とはいえ、夫婦の義務を果たさなければならないの? 簡素な結婚式を挙げたあと、初夜のベッドで震えるアリーシャに、彼は信じがたい提案をした。
レオン・アンドレアコス! アラーナは5年ぶりに突然再会したギリシャ人の大富豪を見て愕然とした。恐ろしい出来事と共に終わりを迎えた、たった6カ月の夢のような日々。もう二度と会うことはないと思っていたのに。もし彼に息子の存在を知られたら……。茫然と立ち尽くす彼女を、レオンの冷たい瞳が射抜くように見た。
ウエディングブーケを手に、愛する花婿アレコスを教会で待っていたケリー。しかし、彼は結婚式に現れなかった。4年後、小学校教師となり、アレコスのことを忘れ去ろうと決めたケリーは、彼にもらったダイヤの婚約指輪をインターネットオークションに出品する。指輪は400万ドルで落札され、驚くことにアレコスが落札者として現れた!
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- 頁数
- 368頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年03月20日
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- 定価
- 1,029円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年03月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-74267-4
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- 書籍番号
- WVB-7
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モニター
3話ともヒーローがギリシア人で、俺様ヒーローが苦手な私としてはあまり期待しないで読み始めました。でも、3人のヒーロー達はそれぞれ違った表現ながらもヒロインを心から愛しているのが行動ににじみ出ていて、最後には幸せな気持ちになれました。個人的には、『置き去りにされた花嫁』で、自分の感情を正直に口に出さずにいられないヒロインに振り回されているヒーローがお気に入りです。
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モニター
3本とも幸せな気持ちで読み終わることが出来たのですが、私は特に1本目の『拒絶された花婿』が気に入りました。最初の結婚の失敗により男性を信じる事が出来なくなったアリーシャをルーカスは時に優しく、時に頼もしく守り、少しずつアリーシャの心の傷を癒してあげる姿はとてもかっこよかったです。強引系のヒーローもいいですが、辛抱強く相手を思いやることのできる、これこそ女性が求めるヒーローの姿だというヒーローの魅力満載の作品だったと思いました。やっぱり人間は誰かを思いやり愛し合う事が必要だなと感じられる素敵な作品でした。
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モニター
3人の作家さんのストーリーを読むことができる1冊。我慢強く包容力あるヒーロー、傲慢に感じるヒーロー、そんなヒーローに負けないヒロイン!! いろんな形のハッピーエンドを楽しめ飽きずに一気読みできるボリューム満点大満足の1冊でした。
ニュージーランド生まれ。想像力豊かな、読書を愛する子供だった。秘書学校を卒業後、友人と船で対岸のオーストラリアに渡り、働いてためたお金で車を買って大陸横断の旅をした。その旅先でイタリア人男性と知り合い結婚。もっとも尊敬する作家はノーラ・ロバーツだという。
10代のころ初めてミルズ&ブーン社のロマンス小説を読んで以来の大ファン。ロマンスの舞台として理想的な地中海地方やイギリスの田園が大好きで、特に歴史ある城やコテージに惹かれるという。趣味はウォーキングやガーデニング、刺繍、お菓子作りなど。現在は家族とイギリスに在住。
イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、2人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。