ハーレクイン・シリーズ
ベネチアの真珠
ベレア家の愛の呪縛 Ⅲ
胸の鼓動が降伏を知らせるとき。
それは危険な愛のはじまり。
結婚式当日、3歳から決められていた許婚に突然捨てられ、 フランチェスカは人生の目的を失っていた。 傷心を癒やすために、ベネチアからイギリスへ旅立った彼女は、 知人の家でオリヴァーという傲慢な男性に出会った。 そして恋もまだなのかとあざけられ、さらに傷ついてしまう。 女性との噂が絶えないプレイボーイの彼から見れば、 世間知らずの私なんて、相手をする価値もないのだ。 しかし翌日、フランチェスカはオリヴァーに再会する。 無垢な彼女は、彼の情事の標的になったことに気づかなかった。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年03月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 水月遙
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年02月16日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13227-7
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- 書籍番号
- R-3227
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- ミニシリーズ
- ベレア家の愛の呪縛
読者レビュー
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モニター
婚約者に裏切られたヒロインと、元妻に裏切られたヒーロー。傲慢なヒーローに惹かれてしまうヒロインがしっかりと自分を取り戻し、ヒーローのかたくなな心を溶かしていきます。祖父の干渉をきっぱりとはねつけ、自立するヒロインが素敵ですね。
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モニター
この小説が書かれたのは少し前なので、現在との時代背景の違いが、ちょっと気になりましたが、その分、ヒロインのピュアな部分に好感が持てました。過去の恋愛によるトラウマからか、お互いの感情を素直に受け入れるまで時間がかかりましたが、ハッピーエンドでよかったです!
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モニター
オリヴァーがあまりにも冷たく傲慢な態度でフランチェスカに接するので、イライラ、やきもきしながら読みました。フランチェスカが素敵で可愛い愛すべき女性なので、オリヴァーへの愛が報われるラストシーンにほっとしました。
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1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。