ハーレクイン・シリーズ
イタリアへの旅行中、ドーンは実業家ブライアンと知り合った。 最高にセクシーな彼は妻を亡くし、6歳の男の子を育てている。 ドーンが臨時のナニーに雇われたのは、その子と仲良くなったからだ。 ところが、ブライアンは感謝するどころか、彼女に冷たかった。 しかも帰りのプライベートジェットでは、自分の女性関係には口を出さず、 離れに住むようにと釘を刺した。 ドーンはわかっていた。ブライアンは今も妻を忘れられないのだ。 それなら、わたしの想いは封じよう。 ナニーとして、ブライアンのそばにいるのはせいぜい1週間。 その間、彼への気持ちが痛いくらいにつのったとしても……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年03月05日
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- 著者
- マリーン・ラブレース
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- 訳者
- 仁嶋いずる
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年02月16日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51746-3
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- 書籍番号
- D-1746
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モニター
あらすじからドーンの切ない片思いの話かと思いましたが、様々な事情が絡み合った恋愛物語といった感じでした。2人の関係が進んでいくなかでそれぞれが抱える事情により思い悩むことも多々ありますがすっきり解決するので、さらっと読める作品だなと思いました。
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mika
苦労した妻に幼子とともに遺されてしまったヒーローと、両親のいさかいに深く傷つき結婚に踏み込めないヒロイン。けれど二人とも正直で、誠実で、ヒロインは明るく美人でおまけに超セクシー。最初は子供が縁結び。あちらのお国らしく情熱が先、愛情確認が後(笑)。敵役なし、名脇役ぞろいで、巻き起こった問題もしっかり解決! ハートフルでセクシーなお話しをお望みの方にピッタリ。
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モニター
ヒロイン20代、ヒーローが子供のいる30代という設定において、ヒーローの子供が初対面からヒロインになつくというのは今一つご都合主義で好きではないのですが、本作品は冒頭からヒロインがヒーローよりヒーローの子供に夢中に、それこそヒーローそっちのけな勢いすらあり微笑ましいです。お話としては、主役二人共が変な意地を張ったりしないので疲れずに読み進められます。
ロマンス小説界最高峰のRITA賞をはじめ、数々の受賞歴を誇り、USAトゥデイのベストセラーリストにもたびたび登場する人気・実力ともに一流の作家。アメリカ空軍士官から小説家に転身したという異色の経歴の持ち主でもある。執筆以外の時間は、彼女だけのハンサムなヒーローである夫とともに、旅行やゴルフ、友人や家族との賑やかなディナーを楽しんでいる。