ハーレクイン・シリーズ
ルシーラは仕事が欲しくて必死だった。 でも、家族に認めてもらう方法がほかにないからといって、 男性のスイートルームに来たのはまずかったかもしれない。 案の定、寝室のドアが閉まると、ルシーラはパニックに陥った。 現れたニックは、直談判したい社長とは別の実業家だった。 そして、今夜は彼女に目をつけていたと言い、 男と二人きりになる意味は知っているな、と確認した。 ルシーラは完全におびえ、大事な告白もできなかった。 本当は修道女と同じくらい、男性を知らないのだと……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年02月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 麦田あかり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年01月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13220-8
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- 書籍番号
- R-3220
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- ミニシリーズ
- ベレア家の愛の呪縛
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モニター
シリーズ物の2作目。1作目を読んでいないので、楽しめるか不安でしたが、しっかりヒット(笑)。楽しみました! ヒロインはとてもキツイ性格…と周りから思われていますが、それは繊細な傷付きやすさを隠す仮面。ヒロインの幼少期が可哀想で、久々に泣きながら読みました。ヒロインの本当の性格に気付くヒーロー。とっても楽しめたロマンスでした♪
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モニター
自分の実力が認められず仕事で成功できないヒロインが最後まで高飛車、わがままではありました。でもお嬢様なので仕方がないかなって思わせる、憎めないヒロインでした。全体的に面白く、一気読みしました。ヒーローが彼女のどこに魅力を感じたのか不思議でしたけど。登場人物が多く家族関係も複雑で、悪役の弟もこの先なにかありそうです。
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モニター
ペニー・ジョーダンの第一話は「大変身」がテーマでした。今回は「自己の再生」……。ヒロインの初めの印象は良いものではありませんでした。でも、叶えたい夢と己の現状へのジレンマ、孤独と深い挫折感。途中から何度も共感し最後には応援していました。どうか皆さんも浸って下さい。
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モニター
ルシーラが幸せになるため、ルシーラにとって一番言われたくないことを言って自分の良いところに気づかせたニックの優しさと強さを感じ、すごく良かったです。
1946年、イギリスのランカシャー生まれ。夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まった。2011年、がんのため65歳で生涯を閉じる。病のなか晩年に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。